尼僧の告白

火をつけられた草の炬火(たいまつ)は、

それを持っている人を焼くが、

それを放した人を焼きません。

けだし、諸々の欲望は

その炬火に譬(たと)えられます。

諸々の欲望は、

それを放さない人々を焼くのです。

わずかな欲楽のために、

大いなる安楽を捨てなさいますな。

多髭魚(たしぎょ)が

鉤(釣り針)を飲んで、

あとで苦しむようなことをなさいますな。

まず、どうか、諸々の欲望を制御なさい。

(あなたは)鎖に繋がれた

犬のようなものです。

実に、もろもろの欲望は、

あなたを食いつくすでしょう。

尼僧の告白 中村元さん訳

スメ―ダー尼篇

スメーダー王女

スメーダー尼は、

マンターヴァティーという都を治める、

コンチャ王と第一王妃との間に産まれた、

美しい王女だと伝えられています。

スメーダー王女は、

ヴァーラナヴァティーという都の

容姿端麗なアニカラッタ王の妻として、

嫁ぐ予定でしたが、

迷いの生存を離れたスメーダー王女は、

お釈迦さまの教えに従い、

出家することを願っていたようです。

「迷いの生存」とは、無知ゆえに、

迷いながら生存を繰り返すこと。

ということです。

王女を迎えに

約束の日に宝石と黄金で身を飾り、

多くの従者に囲まれて、結婚式へとやってきた

アニカラッタ王でしたが、

その時、スメーダー王女は、髪を切って、

宮殿の戸を閉じ、瞑想に入ったそうです。

そのとき、アニカラッタ王は、

素早く宮殿に上り、

「王位には権力や富や快楽があります。快楽を楽しみましょう。快楽は、なかなか手にできないものですよ。」

と、スメーダー王女に懇願したそうです。

ま、言ってみれば、

「タカさーーん、チェック!」

という感じですねー。

(それは、ねるとん紅鯨団)

また、

「私はあなたに王国を託します。憂いに沈まず、私と栄華を享受してください。あなたのご両親も苦しんでおられますよ。」

とも、話しかけます。

まー、そこらの恋活であれば、

人もうらやむカップル成立、

間違いなしでしょうねー。

(つーか、ねるとんと同じにするなよ)

ですが、迷いを離れたスメーダー王女は、

「もろもろの欲楽を喜んではいけません。欲楽にはわざわいがあります。」

と、答え、また、

四洲の王、マンダータルは欲望の虜になり、

欲を追及することを極めた人でしたが、

ついに最後まで満足できなかったように、

例え神々が、天から宝をあまねく降らせても

欲望は満足することがない。と、

かつて、四つの洲を治めた、

マンダータル王を例えにして、

アニカラッタ王に答えます。

まあ、ようするに、

「まさに、こっぱみじん!」

という感じですねー。

(感じですねー。じゃねーだろ!)

スメーダー尼

スメーダー王女に対して、返す言葉もなく、

また、もう説得は無理だと感じた、

王と王妃とアニカラッタ王が、

地上に坐り泣いているのを見た王女は、

「至宝がここに存在するのに、なぜ己を焼き尽くす欲望を求めるのですか?あらゆる欲望の快楽は燃え上がり、煮えたぎって、己を焼き焦がします。」

と、声をかけ、

冒頭に引用した文章を、伝えたといいます。

そのとき、王と王妃と共に泣いていた、

アニカラッタ王は、立ち上がり合掌し、

「ちょっとまったー!」

「おーっと、ちょっとまったコールだー」

と、いう感じで、

ライバルの告白タイムをさえぎり・・・。

ではなく、

(だから、それはねるとん紅鯨団)

「スメーダーを許し、出家させてあげて下さい。彼女は解脱の真実を見る人となるでしょう」

と、懇願し、スメーダー王女は、

出家を許されたそうです。

まあ、言ってみれば、

「まさに、大、どん・でん・返し!」

という感じですねー。

(感じですねー。じゃねーだろ!)

ねるとん紅鯨団 とんねるず

この詩句の最後は、

このような言葉で結ばれています。

無上の知慧ある人(ブッダ)の

ことばを信ずる人々は、このように語る。

彼等は迷いの生存を厭う。

それを厭うて、汚れを離れる。

スメーダー王女のように、

権力や富や快楽という、

この世の欲望を得るチャンスがありながら、

それを得ようとしない人を、欲世間では、

ちょっとおかしい人と呼びます。

それは感覚がずれているから。とか、

あの人はストイックな人だから。

などどいう、つまらない理由ではなく、

そういう人には見えていない世界が、

はっきりと見えていて、

またその見えている世界が

比べ物にならないぐらい甘美で

素晴らしいことを知っているからです。

まー、知ってれば、

誰でもそうするでしょう。

ということですねー。

それを知っていくには、

大変な努力やお金がいるのでは?

と、思いがちですが、そんなことはなく、

ま、本代程度のお金は必要かもしれませんが、

コツコツと文献を読み、学んでいくだけで、

誰でもだんだん、見えるようになるものです。

まあようするに、

おとっとっとっとと 嘘じゃないぜー♪

ということですねー。

(鉄腕ミラクルベイビーズね)

ねるとん紅鯨団テーマソング

まあ、拙者も、もっと智慧を学び、

欲という鎖に繋がれた、

不自由な生き方をするのではなく、

自由なバカでありたいと思うわけです。

(つーか、バカはもう家元)

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