中国大返し

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黒田官兵衛

黒田官兵衛さん、名乗りは孝高で、

後に出家して如水となります。

父は、小寺職隆さん。

播磨国兵庫県を支配していた、

御着城城主、小寺政職さんの家老です。

主君と同じ小寺で、ちとややこしいですが、

小寺政職さんから、名前の職の一字と、

小寺の姓も与えられたので、

小寺と名乗っていましたが、

本来は職隆さん、黒田姓です。

ですので、織田家の中国攻めにおいて、

主君の小寺政職さんが毛利側につき、

官兵衛さんは織田側と、袂をわかつまで、

官兵衛さんも小寺姓だったわけです。

中国大返し

官兵衛さんといえば、

中国大返しではないでしょうか?

毛利方である、備中高松城の城主、

清水宗治さんを水攻めにしている最中、

本能寺にて主君、織田信長さんが、

光秀さんに討たれたと知り、

悲嘆にくれる秀吉さんを、

「アタックチャーンス!」

じゃなくて、

今こそ信長公の仇を取り、天下の権柄をとるべき

と、励まし、すぐに毛利方と和睦し、

信長さんの仇を取るため、

すぐに25,000の軍勢を退却させました。

そのとき、官兵衛さん。

「アタックチャンスの狙い目は?」

と、聞かれ、(誰にだよ)

「小早川家の旗!」と答えたそうです。

うーん。角じゃないんですねー。

(知らんがな)

まあ、とにもかくにも、

備中高松城の救援に来ていた、

敵方の小早川隆景さんから旗をもらい、

秀吉軍と京都を目指します。

小早川家の旗

こうなるとまた、

天下の形成は混沌としてきます。

織田家の将にとっても、

また、周辺の国にとっても、

これからの身の振り方は大事です。

まさに、

「大事な大事な、アタックチャーンス」

という感じです。

本能寺の変を知った織田家の将は、

それぞれの裁量で、

この状況を乗り切ろうとしますが、

一事が万事といわれるように、

普段、己が考えている以上のことは、

緊急時にはできません。

まあ、

「赤の方、立ってしまわれた!」

と、ならないように、

光秀さんにつくか、秀吉さんにつくか?

はたまた別の選択をするか?と、

いろいろ迷うわけですねー。

そういうわけですから、物見を出して、

光秀軍には誰が参加しているか、

秀吉軍には誰が参加しているか?

などと、情報収集をして、

どうするべきか?と判断するわけです。

そのとき、

ひたすら東へと行進する秀吉軍の中に、

小早川家の旗が見えるわけです。

これをみた諸将、

「毛利が味方についたか?」

と考えますが、残念なことに、

味方についたのは旗だけです。

まさに、

「ある人物、フィルムスタート」

「その人物の名は?」という感じです。

山崎の戦い

最終的に秀吉軍は、

「赤が秀吉軍に、飛びこんだ!」

という感じで、摂津や畿内の諸将を編成し、

総勢4万になったといわれますが、

一方の光秀さんは、娘婿にも与力にも、

日和見をされてしまったりで、

思うように味方が増えなかったようです。

「赤の方、ラストコール!」

という感じで合戦は幕を開けますが、

結果は皆さんもご存じのとおり。

当時、信長さんの次男、信雄さんは、

近江まで出陣したが撤退。

また、秀吉さんと同じ重臣であり、

木綿藤吉、米五郎左といわれた、

(秀吉は木綿のように重宝する)

(米のように欠くことができない存在)

丹羽五郎左衛門尉長秀さんは、

四国攻めを命ぜられた信長さんの三男、

信孝さんの副将として大阪におりましたが、

結局、目立った活躍ができず。

また、越中(富山県)にいた、

織田家筆頭家老の柴田勝家さんは、

上杉との合戦にケリをつけ、

近江(滋賀県)まで出てきたときには、

もう、光秀さんは合戦に負けていた。

という感じで、

当時、たくさんの人が、

同じ状況に遭遇したわけですが、

結局、仇を取ったのは、

秀吉さんだったわけです。

チャンスは誰にでも

秀吉さんの勝因は、

驚異的なスピードで畿内に戻ったことで、

光秀さんに準備の時間を与えなかったことと、

諸将を味方につけることができたこと。

そして、人間というものは、

平常時にできないことは、

緊急時にできるわけないもので、

普段から、緊張感を持って切磋琢磨し、

緊急時にパチパチと手が打てるよう、

心を整えるために精進をしていた、

黒田官兵衛さんが軍師であったことが、

勝因ではないかと思うのでござる。

チャンスは誰にでもくる、

ただ、つかむことができなかっただけ。

と言ったのは、

鉄鋼王のカーネギーさんだそうですが、

普段から、

何も考えることもなく、生きるのか?

また、日頃から心構えを持って生きるのか?

という生き方によって、

その後の人生が変わるということですが、

拙者も緊張感を持って、

生きなければならないと思うのでごザル。

(赤の方、ご自分のことをよく御存じ!)

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