愛の人と欲望の人

青いお空のそこふかく、

海の小石のそのように、

夜がくるまでしずんでる、

昼のお星はめにみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、

見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの、

かわらのすきに、だァまって、

春のくるまでかくれてる、

つよいその根はめにみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、

見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞさん 星とたんぽぽ

目に見えるもの

安全第一・・・。ではなく、

欲望第一という動物の世界に住んでいると、

目に見えるものがすべてです。

外見の美しさ、豪華な食事、

高級な車、大きな家、たくさんのお金。

などなど・・・。

ようするに、欲、欲、欲望万歳!

という世界です。

この世界の面白いところは、

顔やスタイルが自分好みだったり、

財産を持っているとか、

学歴が良く将来性がありそうなどと、

己の欲を満たしてくれそうな人を見つけると、

「俺様の欲望を満たすにはピッタリだぜ!」

とは言わずに、

「愛してる」といいます。

思わず「誰を愛しているの?」と、

聞きたくなってしまいますが、

愛とかまぎらわしい言葉を使わず、

「あなたの顔が好きです!」

「ですので、年を取ったらわかりません!」

「なので、もっと好みな人とチャンスがあればいきます!」

って、ハッキリ言えばいいんじゃないかな。

と、思ったりしますねー。

(お主も次は、本音を言いなさい)

(えー、嫌われたくないもん)

(嫌われずに欲を満たしたいって卑怯だな)

目に見えないもの

愛も目には見えないものですが、

この詩に出てくる、昼間の星や、

瓦の間にある、たんぽぽの種も、

見ようとしなければ見えないものです。

目に見えるものを求め、

目に見えるものを大事にする人なら、

そもそも、見ようとしていないし、

だから、見えていないわけですから、

その人からしてみると、

はじめから無いじゃん。って感じですが

見えないものが見えている人からすると、

無いのではなく、ただ見えていないだけ。

ということになるわけですねー。

まあようするに、

地図には載ってるけど、

見えない道ってなーに?っていう、

なぞなぞみたいなもんですねー。

(問題1、レベル中級)

愛にもいろいろあるようで

拙者は動物園に住んでいるので、

よくわかりませんが(多分サルだな)

マザーテレサが、

「私の好みじゃないから、助けない」とか、

「私の愛を得るには条件があるわ」

なーんて、言うわけないと思います。

(当たり前だろ)

まあ、そもそも愛は無条件だけど、

欲望って好みだし、条件が付くでしょうから、

そりゃあそうだ。という話ですけど・・。

ようするに、動物園では、

己の欲望のことを、

「愛」と表現することがあっても、

マザーがいる境涯では、

愛と欲望はまったく別のものなんですね。

マザーのいる境涯では、

愛って、己だけの欲望と共にあるのではなく、

己だけの欲を越えたところや、

己だけの欲とうまく距離を取れたところに、

あるもんじゃね?

という、境涯だと思いますので、

自分ばかり見てると、愛は見えないよねー。

ということであり、

愛って言葉、住んでいる世界によって

意味が変わるよねえ。ということです。

(しみじみ言ってる場合か?)

拙者の住んでいる、

「自分だけしか見えない動物園」では、

「無い」とか「欲しい」という言葉が、

流行っており、また園内には、

「名前が欲しいよー」っていう川が、

流れていたりしますが・・・。

さて次の問題です。

「名前が欲しいよー」って川の名前は?

(問題2、レベル中級)

・・・ということですねー。

(なにがだよ)

この世って「欲望を満たしたいぜ!」と、

相手を見ず、己ばかりを見ている人には、

大事なことは見えないんだよー。

ということですが、

拙者など、そういう事実すら、

見ようとしていません。

また、見ようとしていないだけではなく、

「ワイは猿や!プロゴルファー猿や!」

と、言いながら

(猿はいいとしても・・・)

(プロゴルファーがついとるやないかい!)

(つーか、プロゴルファー猿に失礼!)

動物園で生きているわけですが、

この世って本当は、昼間の星や、

瓦の間にある、たんぽぽの種のように、

その全てを見ようと思っても、

見ることができないぐらい、

「ある」ことで溢れているみたいで、

目に見えない、その「ある」ことが、

見えるようになってくると、

「無い」が「ありがとう」に変わり、

反対に「欲しい」という気持ちが、

消えていくみたいです。

ちなみに「ある」ことで溢れている境涯では、

「ある」を「愛」と表現したりしますが、

どうやら、

「自分だけしか見えない動物園」を抜け出し、

「ある」で溢れている境涯に向かうための、

門を開けてくれるキーワードは、

「感謝」みたいですので、

「感謝」と、きちんと入力して、

拙者もそろそろ動物園を、

サルことにしないと、いけませんねー。

(最後はダジャレかよ)

なぞなぞの答え

1赤道

2ナイル川