人はなんか失って、前に進めたり大きくなれたりするもんなんや。

人はなんか失って、

前に進めたり大きくなれたりするもんなんや。

ずっと持ったまま先には進めんのや。

手放さなあかん時は

さっさと手放したほうがええで。

書き下し文

子曰く、鄙夫は与に君に事うべけんや。

其の未だこれを得ざれば、

これを得んことを患え、既にこれを得れば、

これを失わんことを患う。

苟もこれを失わんことを患うれば、

至らざる所なし。

心に沁みる関西弁訳

先生は言わはった。

「自分のことしか考えとらんようなしょうもない人間と一緒に仕事なんかでけへんわ。まだもらってもない報酬や結果のことばっかり気にするし、実際に手に入れたら今度は失わんようにしようと必死になるんや。こういう人間は一旦、既得権益を手に入れたら今度はそれを手放さんとこと思ってなりふり構わず何でもしよる。ほんまに困った奴やで」

関西弁超訳 論語

超訳・解説八田真太さん著

ほしがりおばけ

欲に支配されている人が

一番おそれていることってなーに?

と聞かれたら、なんて答えますかー?

ま、知りませんが、それは失うことです。

(どないやねん)

だって、欲深いわけですから・・・、

手放したくないんですぅー。

ってことですねー。(ディスってる?)

というわけで、今日は江戸の町を騒がせた

妖怪?「ほしがりおばけ」について、

書いてみたいと思います。

(いきなり、なんでやねん)

ほしがりおばけとは

ほしがりおばけが、

年賀状に毎年書く好きな言葉で、

見事1位にランクインしたのが

「欲しい」という言葉でしたー。

パチパチ ヒューヒュー

ちなみに2位が「離さない」

3位が「もっと、欲しい」でしたが

このランキングが示すように、

欲しい、手離したくないうえに

持っているのに、まだ欲しいと思うのが、

特徴の一つです。(なんだこれ)

引き寄せおばけが使う、

「手離せば、入ってくーるー」は、

必殺技のひとつですが、

ほしがりおばけの必殺技、

「持ったまま、欲しがるぅー」との勝負は

見ていた人に感動を与えました。(何が?)

ようするに、

欲しい、離さない、もっと欲しい。

というのが、

ほしがりおばけの特徴のひとつですねー。

(すぐ終わりますよー)

ほしがりおばけは大変

というわけで、

欲しい、離さない、もっと欲しい。

について、少し語りましたが、

(そうだったかな・・・)

賢明なみなさまは、

もうお気づきかもしれませんが、

欲しい、離さない、もっと欲しい、を

追求するおばけって疲れそうでカワイそー。

と、普通は思いますよね。

まあ、確かに疲れます。そして、こうなると、

いろんなことに縛られることが予想されます。

例えば、

嫌だけど、我慢すればもらえるかもー。

という場合、

「おばけポリシーに反するんだけどな。」

と思いつつ、

「嫌だけど、従うかー。」

みたいな未来が見えてくるわけです。

こんなのが少しずつ増えてくると、

そりゃあおばけでも、身動きしずらくなります。

(一応透明なのにね)

そうなるとどうなるか?

えー、それはちょっと無理っす。

うーん、それはやだー。などという感じで、

動けないことが多くなり・・・、

世間がだんだん狭くなり・・・、

しらないうちに小物感を育て・・・、

小物の香りをふりまき・・・、

気が付くとトイレの芳香剤に、

使われていたりします。(あるかー)

そうなると、欲の命ずるままに行動し、

小さくなっちゃったにもかかわらず、

小物の香りをふりまいていることにすら、

気づいてませんから、

後ろから小学生に、

網で捕まえられてしまうわけです。

(えーーっ、そうなん??)

欲に支配されてしまうと

小さくなっちゃったおばけのように

欲しいという気持ちも同じように、

小さくなってくれるといいんですが。

なかなかそうはいきません。

気持ちは小さくならないうえに、

ほしいという気持ちはあり続けるが、

さりとて、世の中は思うようにならず。

ということで、

最後には「いやーん」ということです。

(何がいやーんなんでしょうね)

ほしがりおばけのように

欲に支配されてしまうと、

幸せーって、なんだっけなんだっけ

ポン酢しょうゆのある家(うち)さ

の、歌詞のようにはいきませんねー。

(知ってます?)

ポン酢しょうゆのある家なんかでは

満足ができず、(ま、そうだろうね)

なんでもほしがり、手に入らないと、

嫉妬したり悲しんだりする。みたいなことを、

毎日毎日、続けていくんです。

(クレクレタコラかっ。古っ。)

ほしがりおばけと同じように

欲があるのが人間であり動物ですが、

おばけみたいに、欲が深すぎると、

ほしがりおばけみたいな毎日を送るようになり、

最後には本当に、

ほしがりおばけになってしまうので

要注意ですよー。(もういいよ)