運命?宿命?使命?

ヘラクレイトスが、このことについて

非常に的確な箴言を残しています。

「運命は性格にあり」。

運命とはすなわち性格のことだ、と。

これはその人の性格が運命的に決まっている

ということではありません。

その性格が、その性格によって

その人の運命をつくっているという、

気がついてみると、

あっと驚くほど当たり前のことなんです。

運命は決して

どこからか与えられるのではなくて、

その人の性格そのものですね、

出来事そのものを見てみれば。

だってその人の出来事は、

すべてその人の出来事なんですから。

その出来事は、その人のキャラクターが

刻印されているわけですから。

別の言い方をすれば、

その人はその人がするようにしかできないということです。

誰も自分のするようにしかできない。

そうですよね。

だから、まさしくこれが

運命というそのことなんです。

人生のほんとう 池田晶子さん著

運命や使命

この池田さんの文章を読むと、

「運命や使命って、誰かが与えてくれるものじゃないのー?」

と、日ごろから考えている人が読むと、

違和感を感じるかもしれませんね。

己の生き方を振り返ればわかることですが、

結局、まわりが何を言ったとしても、

また、どんな学校に行っても、

最後は自分のやりたいようにしているのが

多くの人というものではないでしょうか。

人はそれぞれ、

抱えている課題が違っているもので、

またその課題は、その人にしか、

解決することができないわけですから、

「やりたいように生きていく」というのが、

自然な生き方かもしれません。

運命や使命などない?

そうは言っても、中には、

「やりたいように生きてこれなかったけど・・・。」

と思う人も、いるかもしれませんね。

ですがそれも結局、

「最後は己で選択したことではないか?」

ということです。

文中には、

「その性格が、その性格によってその人の運命をつくっている」

とありますが、

例えば同じ状況でも、

やりたいようにやる性格の人もいるし、

また、流されてしまう性格の人もいて、

その性格の違いによって、選択が変わり、

それからの人生が変化していくわけですから、

出来事を創造しているのは

やはり自分自身であるわけです。

人生を創造しているのはやっぱり自分?

こんなふうに考えてみると、

やはり人生は運命ではなく、自分であり、

また、自分の性格が決めているのか?

と、いうことになります。

「起きる出来事は、その人のキャラクターが刻印されている。」

と、書かれていますが、

まさにそういうことであり、

その人の選択に相応しい出来事や結果が、

その人に起きているということです。

このように考えながら人生を見つめると、

潔く生きていくことができるんじゃないのー?

と、あっしは思うわけですが、

今までのあっしの人生に起きていることは、

「うかつ印」や「たわけ印」「愚か印」という、

あっしのキャラクターの刻印が、

ついているんでやんすよ・・・・・。

てなわけで、誰か商品化してください。