あなたは愛されています。

竹田さんのそばにいても、

いかに稼ごうかという話題が出ない。

もっぱら、どうすれば喜んでもらえるか、

そればかり考えている。

ここで本田さんの問いが変わります。

なぜ和平さんは、人に与えよう、

分かち合おうと心から思えるのであろうかと。

さすが本田さん、本質を捉えた着眼点です。

普通は

「ほしい、ほしい、ほしいぜベイビー」

となるのが普通です

(ベイビーとはなりませんね、すいません)。

ても、和平さんは、

「ほしい、ほしい」ではなく、なぜ、

「与えよう」と思えるのか?

その秘密がわかったのです。

ある日のこと。外を歩いているとき、

タンポポを見て和平さんは

本田さんにこう言ったそうです。

「タンポポは上を向いて咲いてくれるがね~。ありがたいねえ~」

(和平さんは名古屋の方なので、名古屋弁です)

一体、何がありがたいんでしょうか?

「タンポポのように背の低い花は上を向いて咲いてくれるがね。人間と背丈が同じひまわりはこっちを向いて咲いてくれるがね。高いところに咲いとる桜は下を向いて咲いてくれるがね。花はいつも人間に向かって咲いとるでよ。これ以上のありがとうは他にあるがなぁ。天は自分を愛してくれている。まずはこれに気づくことだよね」

和平さんはそう言って

「わはははは」と笑ったそうです。

和平さんは、

小さな幸せにたくさん気づくことで、

いつも自分の心を満たしていたのです。

自分が満たされているから、

自然に分け与えようと思う気持ちが出てくる。

人生って逆なんです。

自分が自分がと思っているときは、

なぜか自分すらよくならない。

しかし、分かち合おうとすると、

不思議と人も自分もよくなる。

そのことに本田さんは気づいたのです。

ひすいこたろうさん著 ものの見方検定より

これ以上のありがとうは他にあるがなぁ。

文中に出て来る和平さんとは

竹田製菓の元社長、竹田和平さんのことで

投資家でもあり100社以上の上場企業の大株主。

本田さんとはコンサルタントの本田晃一さんのことです。

詳しくはHP 本田晃一オフィシャルサイト

「花はいつも人間に向かって咲いとるでよ。これ以上のありがとうは他にあるがなぁ。」

と、竹田さんがおっしゃったと書かれていますが、

みなさんは竹田さんと同じような感じで

世界を見ているでしょうか?

花は、わたしの前にも、みなさんの前にも

等しく咲いているものですが、

わたしにはこのように世界を見ることは

できていませんでした。

今のまま、あるがまま

今のままの自分ではダメだ。

何かができる自分でなければ、自分を認めることができない。

失敗することも許すこともできない。

という感じで考えてしまい、

あるがままの自分にOKが出せない、という人もいるようです。

何かができなければ、わたしは必要とされない。とか

何かができなければ、わたしは愛されない。というのは

本当は妄想にしか過ぎません。

これを反対から考えてみると、

何かができない人じゃないと、あなたは誰かを必要としないのですか?

何かができない人じゃないと、あなたは誰かを愛せないのですか?

と、いうことになってしまいます。

この考え方は、道具や機械などに対する考え方であり、

人に対する考え方としては、ど真ん中の考え方ではありませんよね。

またこのことを、もう少し掘り下げてみると、

何かができない人じゃないと、誰かを必要としなかったり、

愛さなかったりするような人が、もし相手だとしたら、

深く付き合っていきたいと思いますか?

という考え方もできます。

いつか何かができなくなってしまうと、

その時点で役立たずになってしまう可能性が大いにあるわけですから、

そんな人と、

深く付き合っていきたいとは思わないですよね。

このように考えてみると、

今のままの自分ではダメだ。

何かができなければ、わたしは必要とされない。

などという考えが、

ただの妄想にしか過ぎないし、考える必要もないこと。

というのがわかるかと思います。

天は自分を愛してくれている

みなさんの人生を彩ってくれる人は、

何かができなければ愛さないという人ではなく、

あるがままのあなたでOK。という人です。

そして、みなさんが愛したり、

深く付き合っていく人を選ぼうとするときも、

何かができる、できないなどではなく、

そのままでOKを出せる人を選ぶことで、

人生は光に包まれていきます。

そもそも何かをできようが、できなかろうが、

花はいつも人間に向かって咲いてくれているし、

また、花が見る人を選ぶことはありません。

そして、あなたがあなたを愛せなくても、

天はあなたを愛してくれていて、

すべてを用意してくれているのですが、

そのことに気づくことができないのが、

わたしたち人間というものではないでしょうか。

できるできないメガネを、いったん横に置いておき、

そのままの目で世の中を見てみると、

「わたしは天に愛されている。」

ということに、たくさん気づくことができてくるはずです。

その時にはもう、

ゆっくりと幸せへの扉が開きはじめていると思いますが、

そうなれば、

「しあわせ、しあわせ、しあわせベイビー」

と、感じることができるわけです。