機嫌よく生きている人の秘密

幸福の秘訣のひとつ、

それは自分の不機嫌に対して無関心でいること

だと思う。

相手にしないでいれば、不機嫌などというものは、

犬が犬小屋に戻っていくように、

動物的な生へと舞い戻っていく。

アラン 幸福論 合田正人さん著

不機嫌はどこからくる?

なにか出来事が起きたり、

誰かから何かを言われたりすると、

ムカッとしたり、

イラッとしたりすることは

誰にでもあることです。

そんなとき、

むかつくことをしたアイツ・・・。

イラッとすることを言ったあの子・・・。

○○がなければ、

わたしは不機嫌になることはなかった!

と、考えるのが、

一般的な考え方ではないかと思いますが、

実はそうではないんです・・・。

と、言ったら、

皆さんはどう思われるでしょうか?

今日はそんな不機嫌について、

いろいろ考えてみようと思います。

機嫌は誰がつくっているのでしょうか?

世の中には、同じものを見ても

不機嫌になる人もいれば、

機嫌がよくなる人もいるし、

あまり変わらない人もいます。

また、同じ出来事に遭遇しても、

思うことや感じることは、

人によってそれぞれです。

このように考えてみると、

何かによって機嫌が決定しているのではない。

と、いうことがわかります。

ようするに、機嫌は出来事や、

他の人がつくるものではなく、

外部からの刺激を受けた人が、

その刺激をきっかけにして、

自分の心で機嫌をつくっている。

ということになります。

誰でも機嫌がいい1日と、

よくない1日を比較すれば、

機嫌がよい1日がいいに決まってると、

思うものではないでしょうか?

そのように考えると、

機嫌の良し悪しを決めているのは、

外部的なことではなく、わたしの心なので、

ものの見方を整えて、

機嫌よくしていればいいわけですが、

そうはいっても、

つい不機嫌になってしまうのが、

わたしたち人間というものかもしれません。

機嫌がいい人と悪い人

この世の中の最高のボランティアとは、

機嫌よくしてることなの。

機嫌の悪いヤツがいると、まわりが気を使うの。

自分の機嫌は自分でとるの。

人に機嫌とらしちゃダメなの。

自分の機嫌くらい自分でとって生きていくの。

と、斎藤一人さんが、おっしゃってます。

確かに機嫌よく生きていく習慣ができれば、

まわりの人の心に波風を立てることは

ほとんどないでしょうが、

何より、自分の心が、

穏やかでいることができるものです。

また続けて、斎藤一人さんは、

幸せとは、その人が気づいて感じるものなんだよ。

中にはね、

「ひとりさんみたいに大金持ちになってるから、幸せなんですか?」って

幸せだから金持ちになったんだよ。

俺は金がないときから、

ずうっとこうやって生きてきたんだよ。

とも、おっしゃっております。

ようするに、

「幸せに機嫌よく生きてきたから、豊かになれたんだよ。豊かになったから幸せになれ、機嫌がよくなったわけではないんだよ。」

ということですが、

先ほど検証してみたように、

他人や出来事が機嫌を決める理由ではなく、

決めているのは自分だよ、ということを

おっしゃっているわけですが、

どうやらここらあたりに

「機嫌よく生きていく方法」が

あるように思われます。

機嫌よく生きる方法

まず初めに検証したのは、

わたしの機嫌は、

出来事や他人が決めているのではない。

ということでした。

そして斎藤一人さんは、

「俺は金がないときから、ずうっとこうやって生きてきた」

とおっしゃるように、

そういう生き方を積み重ねていった結果、

豊かになったということでした。

ですが、我が身を振り返ってみると、

わたしが機嫌よく生きるために、

機嫌よくなれそうな出来事や

機嫌よく生きていけそうな人に対して

注意を払ってばかりで、

わたしの機嫌は、

わたし以外によって決まるというような、

機嫌のいい方たちの生き方とは

正反対の生き方を選択し、

わたしサイドの問題として、

また、わたしの心の問題として、

注意を払う生き方をしてこなかったと

思ったわけです。

ストーリーが変わると物語が変わる

このように考えてみると、

物語の主人公が逆転してしまいます。

機嫌よく生きていくには、

他人や環境、状況などの

「外部的」な要因が問題である。

というストーリーと

機嫌よく生きていくには、

「わたしの心」が問題である。

という物語です。

ストーリーが変わるということは、

物語そのものが変わるということです。

わたしの心をなんとかする物語については、

わたしによって変えることが可能であり、

ハッピーエンドという

希望を持つことができそうですが、

他人や環境や状況を、

自分に都合よくコントロールすることは、

わたしたちには不可能なのですから、

他人や環境、状況などの

「外部的」な要因をなんとかする、

というストーリーの果てには、

バットエンドしか待っていない。

のではないでしょうか?

穏やかで幸せな未来に向かって

冒頭で引用した言葉にあるように、

アランは

「幸せの秘訣は、自分の不機嫌に対して無関心でいること」

と、言っています。

不機嫌に対して無関心とはようするに、

不機嫌に支配されない。

不機嫌とうまく付き合う。

不機嫌の奴隷にならずに、

反対に不機嫌の主人となる。

というようなことでしょうが、

いずれにしても、

不機嫌とは外部的な問題ではなく、

わたしの心の問題であり、

本当はわたしだけで対処できることだ。

ということになりますが、

アラン曰く、

ひとたび不機嫌に支配されてしまうと、

人間が動物になってしまうようですから、

わたしも気をつけなければいけません・・・。

ウー、ワンワン!