出したものが返ってくる法則

書き下し文

子曰く、富と貴きとは、是人の欲する所なり。

其の道を以ってこれを得ざれば、処らざるなり。

貧しきと賤しきとは、是人の悪くむ所なり。

其の道を以ってこれを得ざれば、去らざるなり。

君子、仁を去りて悪にか名を成さん。

心に沁みる関西弁訳

先生は言わはった。

「お金と名誉っちゅうんは誰でも欲しがるもんや。せやけど、不正なことして手に入れたお金や名誉やったら、長く持ってられへんやろな。ひもじい思いしたり、馬鹿にされたりするんは誰でも嫌なこっちゃ。せやけど、自分の責任でそないなってしもたら、しっかりと受け止めなあかんで」

関西弁超訳 論語

超訳・解説八田真太さん著

プラスマイナス0

「この世のすべてはプラスマイナス0なんだよ」

みたいな言葉、聞いたことがありませんか?

出したエネルギーが返ってくる

まあ、そんなもんです。マジで。

いいエネルギーを出せば、

同じエネルギー我が身にかえり、

悪しきことをすれば、

悪しきことがかえります。

それは表面的なことで、

単純に決まるものではなく、

天が判断する「返ってくる評価表」には、

例えば、裕福な人の一万円と、

貧しい人の一万円では重たさが違うように、

その人の能力や資質、

置かれた環境などの条件や、

心でどう考えたかなど、様々に考慮され、

綿密な計算式によって、

天がくるいのない答えを出します。

陰でいやらしいことをしながら

表面的には立派な人と、

表も裏も立派な人では、

まわりから見ると同じ立派な人ですが

内容が全く違うものです。

ですが、そういう違いも

きちんと評価されていて、

それぞれに相応しいものが返ってくる。

そういうわけでやんす。

この世はバランスの世界

そういう感じで、自分が出したエネルギーに

相応しいものが返ってくるわけですが、

今、出したエネルギーが、

すぐに返ってくる場合があったり、

しばらくたまった後に、

一気にドーンと返ってくることや、

分割され返ってくることもありますが、

いずれにしても、必ず0に戻ろうとします。

例えば、よくないエネルギーを出していて

それが一気にドーンと返ってくると

「今日は厄日だ」などと言ったりしますが、

このように考えてみると、

「いえ、曜日の問題ではなく、あなた自身です」

などと、

冷静にツッコミを、入れられてしまいます。

やだなー、こわいなー。

(誰ですか?)

また、この法則を実感した方は、

「今まで出してきたものが返ってきたときに、思ったんですよ・・・。この法則って、この世のものじゃないんだな。」って

という感想を、おっしゃるわけです。

(だから誰ですか?)

王道を行きましょう

戦後の日本は、

毎日が食うや食わずの日々でしたから

お金が力を持っていました。

お金が力を持つということは、

損得という価値観が主流になるわけですから、

当然ですが精神性や道徳などが、

二の次になるわけです。

ある意味、動物的な生き方とも言えますが、

人間とはいえ動物ですから、

仕方がないところも大いにあります。

ですが、今はもう戦後ではありません。

まだ損得を第一に考え、それ以外は眼中になし。

みたいな方向で生きている人も

ちょろちょろいますが、

ま、ようするに、

「せこいことして得しても、長続きせえへんで。なんでも因果応報なんや。」

というわけですから、

どのような人がいようとも、

人は人、自分は自分で、

正々堂々と生きていけば、

それが結果的に、

幸せに近づく一番の近道になるのでは、

ないでしょうかねー。