ありがとう(感謝)の反対は、とりあえず当たり前でいい

感謝は人生を豊かにしてくれる、ひとつの扉です。

感謝を感じることが多い人生と、

感謝を感じることが少ない人生ではどちらが豊かなのか?ということは

もはや考えなくてもいいことかも知れませんが

ありがとうと、自然に思える回数がたくさんある人生と

ありがとうとあまり思わない人生では」

どちらが豊かな人生かは想像ができるものです。

感謝の反対は当たり前ではないという意見も耳にします。

わたしは議論がしたいわけではありませんが

とりあえずは、ありがとう(感謝)の反対は、当たり前でいいと思っています。

欠乏感を常に抱いていると

例えば、人生とは欠乏感であるという考えを創ってしまいます。

人生とはそんなものではなく、おおいに感謝し楽しむものです。

ですが日頃考えていることが、すなわち人生を創るわけですから

普段考えている思考は重要です。

何かを得ることでしか感謝を感じることができなければ

何かを得るということに人生が支配されてしまいます。

それでも得ることができれば、まだいいのですが

そもそも人生とは思い通りにならないものです。

ですのでわたしは、得ることによって感謝という流れではなく

まずはわたしたちが当たり前だと感じていることが

実は当たり前ではないということに気づくことから始めて

だんだんと感謝の階段を昇っていけばいいと思うわけです。

ようするに、どんな道であっても

きちんと豊かさにつながっている道なら、それでいいわけですよね。

感謝は人生を豊かにしてくれる、ひとつの扉です。

当たり前だと思っていたことが

実は当たり前でなかったと気づくには

きちんとした智慧を学ぶことと

その学んだ智慧を日常生活の中で確認する手法が必要です。

世間にはさまざまな確認するワークがあると思いますが

私が実際にやってみたものを、ざっと書いてみたいと思います。

○今日感謝できたことを3つ以上、書き出してみる。

はじめは3つにこだわらず、書けるだけでかまいません。

慣れてきたらたくさん数えてみてください。

そして、

やる前とやった後に、何か心理的な気づきや変化があったか?

を、考えてみてください。

最初は2週間以上、やってみることをお勧めします。

また続けていくと、今まで気づくことができなかったこと

当たり前だと思い、わざわざ考えることがなかったことが増えてきて

感謝することだったと気づくことが増えてきます。

○これから食べる食事が、最後の食事だと思いながら食べてみる。

例えば、お金を払っているのだから当たり前だ。

家族がつくってくれるのが当たり前という思考のまま食べるのと

はたして感覚が同じか、違うか?

もしかしたら、明日病気になって

もう食事をすることができないかも知れない。

と、考えながら食事をしてみます。

そのように食べてみた感覚と、そのように考えずに食事をしていた時の

感覚の違いを感じてみることが目的ですので

それ以外は何も考えなくて結構です。

○物やサービスの先に見える人たちに感謝する。

例えば、今飲んでいるペットボトルの飲み物には

どれだけの人と時間がかかわっているのだろうか?と考えてみる。

ペットボトル本体には、原材料があります。

その原材料を工場で加工し、ペットボトルにします。

そしてできたペットボトルに飲料を詰めて出荷され

お店で販売され、私たちの手元に届きます。

そこには、大雑把に考えて

・容器の原材料を調達することにかかわる人

・容器を製造することにかかわる人

・飲料の材料を調達することにかかわる人

・飲料を製造することにかかわる人

・製造された飲料を販売することにかかわる人

という流れに分類できます。

これだけでも、考えてみるとすごいことですが

忘れてはならないのが、

・飲料を購入する代金を支払うためにかかわる人、のことです。

簡単に言えば、

わたしが支払いをするためのお金を持つためにかかわってくれる人。であり

会社員の方であれば、給料をくれる会社であったり

またその会社のサービスを必要としてくれている人や

同僚など、その会社の活動にかかわる人のことです。

またその間には、材料や製品の運搬などの

流通にかかわってくれる人もいます。

その人たち全てのかかわり方は、ここでは詳しくは見ていきませんが

かかわった人「全ての手」があることで

わたしの手元にペットボトルの飲料が生産され届いているわけであり

いくらお金があったとしても、生産されてないものはどうやったって買えないわけです。

○感謝の細分化

例えば・・・

月曜日は夜に感謝(月、星、夜にしかできないこと、夜にしか見えないもの)

火曜日は火に感謝(暖房、明かり、調理などの火、暖かいエネルギー)

水曜日は水に感謝(トイレ、洗面、海や海の恵み、お風呂、飲み物、川、雨)

木曜日は木に感謝(山や自然、景色、観葉植物、木工品、きのこなど山の恵み、)

金曜日は金属に感謝(機械、装飾品、お金、車、金属類の道具、金属類)

土曜日は土に感謝(大地、地面、土、大地の恵み、道、町、家、畑)

日曜日は昼に感謝(太陽、昼にしかできないこと、昼にしかみえないもの)

などと、今まで当たり前だと思っていたことの多さに

目を向けるよう自分を誘導してみる。

他にもいくつかありますが・・・、今回はこのくらいで。

最後に・・・

わたしが感謝する日々には、積極的、消極的にいろんな人がかかわっています。

積極的にかかわるとは、

先ほどの「物やサービスの先に見える人たちに感謝する」に書いたように

活動の成功に積極的にかかわっていくということです。

消極的にかかわっているとは、活動の成功を妨げない

ようするに邪魔をしないという形でかかわっているということです。

目的地に無事にバスが到着したのは、

バスが故障しなかった、運転手さんが安全に運行してくれた

など、いろいろな要因がありますが

同じ時間帯に通行していた車の運転手や歩行者などが

各自、事故を起こさないようにとルールを守って運行したからという側面もあります。

このように考えてみると、全てはおかげさまであり

ただ横を通りすぎただけの

面識がない人にも感謝することができる思考習慣を持つまでに至ると

その人は人生でその豊かさを二度と失うことはないと思います。